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会社が知りたいのは“あなた”――「志望動機」の書き方教えます

2011 - 04/08 [Fri] - 22:13

Business Media 誠 4月1日(金)12時38分配信


 大学生の就職活動が後半戦に入った。多くの学生が苦しむのが、「志望動機」を書くことである。私は専門学校でマスコミを志望する学生に、エントリや面接の対策を教えている。1年間で350人ほどのエントリを読むが、そのうちで「なるほど、だからこの会社に入りたいのだな」と納得するのは8~12人ぐらいだ。

 最も多いパターンは、例えば「人々を和ませる番組を作りたい」などと漠然と書いてあるものだ。「テレビ局のディレクターになりたいのかな」と想像することができるが、そこから先、例えば「なぜTBSに応募したいのか」が分からない。

 私には、TBSとほかの民放の番組の編成方針や報道姿勢などは違うように見える。その違いを踏まえ、「だから、私はTBSに応募した」と書く学生はごく少数である。これでは、内定はなかなか得られないだろう。

 人気企業を狙うならば、前回の時事日想で書き方を紹介した「自己紹介」と同じく、「志望動機」でも高得点を取りたい。競争倍率の低い会社に応募する場合であっても、入社しようとする理由を明確にしておくべきと私は思う。あいまいな考えのままでは、入社後もいい仕事はできないだろう。そこで今回は「志望動機」の書き方について私の考えをのべたい。

 まず、「学生が陥りやすい問題点」が次の3つである。

(1)業界の動向をメインに書く
(2)会社の事業や社風などをメインに書く
(3)会社説明会で見聞きしたことをメインに書く

 私が教えてきた学生の9割以上は、(1)~(3)を制限字数の8~9割を使って書いていた。私はこれらを書くことを否定はしない。だが、メインの素材にはすべきでない。仮に600字で書くことを求められているならば、(1)~(3)を合わせて、せいぜい150字以内に終えたい。(1)と(3)はあえて書く必要もないと思う。

 (1)~(3)を制限字数すべて使って書いたところで、内容の面でほかの学生と差別化にならない。面接官が知りたいのは、あなたの会社への思いや考え、入社後、何をしようとしているのかといったこと。決して業界や会社の分析を求めているのではない。また、説明会で見聞きした印象や感想を確認したいのでもない。

●会社が知りたいのはあなた自身

 面接官たちが「志望動機」で見てくるのは、主に以下のようなものである。

(1)なぜ、この会社を選んだのか(なぜ、同業他社ではないのか)
(2)入社後にどのような仕事をしていきたいのか
(3)その仕事に、どういった思いや考えで取り組もうとしているのか

 これらを先ほど書いた「学生が陥りやすい問題点」の3つと比べてほしい。「学生が陥りやすい問題点」では、業界や会社のことに重きが置かれている。一方で、上記の3つは、受験する学生の考えや思いに重きを置いている。

 採用試験では、自分を売り込む必要があるのだから、業界や会社のことをどれだけ伝えても面接官の心に響かない。相手が知りたいのは、あなた自身のことなのだから。

 そこで上記の(1)~(3)を踏まえて、サンプルを書いてみる。これは、5年前に大手学習塾に応募した学生の志望動機を私が書き直したものである。

(1)私は、講師として1人ずつの生徒の実情を見取り、それぞれの力に合わせた指導をしていきたいと考えています。

(2)貴社は学習塾の中で、もっとも個別指導に力を入れています。特に講師と生徒、保護者の3者の関係をそれぞれの室長がうまくリードしているところに魅力を感じます。

(3)私は、大学1~3年まで集団指導の●●社で講師のアルバイトをしました。そこでは、1人ずつの生徒にきめ細かな指導があまりできませんでした。特に成績の悪い生徒には配慮が足りないように思いました。

(4)そこでそのような10人ほどの生徒のために独自のプリントを作り、それをもとに力をつけるようにしました。2年間続けた結果、3人が私立の中学に合格できました。あのきめ細かな指導を個別指導に強い貴社ですることで、1人でも多くの生徒の力を上げて保護者からも喜んでもらえるようになりたいのです。

●質問が来る仕掛け

 (1)は、「志望動機」の結論を書く。「自己紹介」と同じく、1つのセンテンスで収めたい。30秒以内で読み終えることができるようにしたい。大切なポイントは、自分がやりたい仕事(この場合は講師)のエッセンスに重きを置くこと。この場合の「エッセンス」とは、「会社がこの仕事をしていく上で他社と差別化をしている部分」と置き換えてもいい。例えば、この事例で取り上げた塾の個別指導は、相当に丁寧な指導をすることを売りとしている。これをあなたの言葉で書くのである。

 (2)では、その会社が同業他社(できれば、競合社がいい)と違う点を挙げるが、大事なことはあなたが志す仕事の観点からとらえた上で語ること。この事例では、(1)では「個別指導塾で講師をしていきたい」としているが、その仕事が他社とどこがどう違うのかを書くべきである。これは、会社案内や説明会などで確認すれば分かるはずだ。この部分が書かれてあると、面接官は「個別指導塾はほかにもたくさんあるが、こういう理由だからうちを受験したのだな」と思うだろう。

 内定が得られない学生は、(2)の部分が長くなる傾向がある。ここに力を入れて書いてもほかの学生との差別化はできない。面接官にも熱意は伝わらないだろう。面接官はその会社に長く在籍している人たちであり、あえて学生から自社の売りを指摘されたところでさほど感じるものはないだろう。面接は会社にゴマをする場ではなく、あなたを売り込む場であることを忘れてはいけない。

 (3)は、自分が会社を選んだ理由となった経験(エピソード)を具体的に書く。(1)と(2)を書くだけでは、ほかの学生との差別化が難しい。(3)であなた自身を語ることで個性的な内容となっていく。毎年、内定がなかなか得られない学生はこの(3)が苦手なのだ。つまり、経験やエピソードを持ち合わせていないのである。こればかりは、自分で考えるしかない。

 (3)と(4)のどちらに重きを置くかといえば、私は(3)であると思う。そのほうが個性的になり、差別化を図れる可能性が高い。

 最後の(4)では、「入社後、このようなことをしたい」という思いを書く。(3)との意味のつながりがスムーズになると、面接官に「こういった経験をしてきたから、こんな仕事をしたいのだな」と感じさせることができる。

 ここで「頑張ります」といった意味合いのことを書いただけで締めくくる学生がいるが、それでは説得力が弱い。せめてこのサンプルのように具体的な内容を書くべきだろう。イメージが湧くように書くと、面接官も質問がしやすくなる。前回の記事でも書いたが、エントリはあなたを売り込むメニューである。それを見た面接官が興味を持ち、質問をしないと意味がない。そのためにも、質問が来るような仕掛けを意識して作りたい。

 先ほどのサンプルで太字で強調した部分があるが、これは面接官が「これはどういうことなのですか」などと質問をしてくる可能性が高いところである。このようにあらかじめ質問が来るような部分を想像するだけでも、エントリを書き上げる力は多少上がっていくものである。

●具体的な企画は書くべきか

 最後に。就活支援をするコンサルタントの中には、「志望動機」に「具体的な企画を書くように」と指導をしている人がいる。それを受けて、企画らしきものを書く学生がいる。

 だが、私はこの指導に賛成できない。会社によって違いはあるが、多くは新卒の試験において面接官は「具体的な企画」をさほど求めていないのだ。むしろ、前述の例でいえば、(3)や(4)のような、あなた自身の考え方や行動パターンを知りたいのである。

 仮に例えば、(4)を読んだ面接官が、例えば「きめ細かな指導とはどのようなものですか」と聞いてきた時には、次のようなことを言えばよい。これで十分で、これ以上、具体的な企画を考える必要はない。

 「国語の教科書を学習する時に、1つの単元を終えたらそのまま次に進むのではなく、必ずそこで何度も繰り返し学習をしていくことで、確実に着実に力を付けさせてあげたいと思います」

 さて、あなたの「志望動機」は大丈夫だろうか。

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